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こんにちは、カウンセリングサービスの町村ゆきです。

ブログにお越しくださりありがとうございます。


プロデビューをしてから初めて体験する事が増えました。

昨日は生まれて初めてのTwitterにも挑戦しました。

Twitterをやり慣れている皆さまには、きっと当たり前のことだと思うのですが、
初めて経験する私には、もう、カオスな世界!!

ツイートとかリツイートとか、娘に説明されましたが、全く分かりません。

最初の設定も娘にやって貰いましたが、はい!って手渡されたスマホで、
次に何をしていいのか?が、恐ろしく分からない。

何度も何度も娘に、これってどうすんの?って質問をして、何とか事なきを得たところです。

私は昔からこのような、最新の便利なツールのようなものを自分に取り入れることに強い抵抗がありまして、不便でもずっとアナログを選択して生きてきました。

実はこのブログも娘に作り方をレクチャーしてもらいながら、必死に作りました。

何も分からない私に娘は嫌な顔などせずに、一つ一つ教えてくれて、
今、これを書けているのも、娘のお陰なんです。

娘には本当に尊敬と感謝で頭が下がりっぱなしです。

こうやって娘と関わる度に、私はいつも思い出すことがあります。

今でこそ、私と娘はとても仲がいいのですが、
でも、数年前までの私と娘は、口もきかない関係だったのです。


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私は昔からいわゆる毒親と呼ばれるような母親で、心理学に出会うまでは
自分の思い通りならないと癇癪を起すようなお母さんでした。

娘は小さい頃から弟の面倒をみて、家事も手伝ってくれるような優しい子でした。

私がいつも怒ってばかりいたので、家の中は殺伐としていて娘は本当に怖かったと思います。

私の身勝手で離婚をした時も、娘は黙って私についてきてくれました。

でも、あまりにも私が不良母だったので、娘は大学に進学したころからは家に寄り付かなくなっていきました。

それでも私が寂しさのあまりに電話すると、私の話をいつも聞いてくれてるような子で、
私は、娘はいつも言うことを聞いてくれる我が家の頼れるお姉ちゃんだと慢心していて、娘の優しさに甘えていたんです。


私がカウンセリングを受けて心理学を学び始めたころ、
「私、カウンセラーになろうと思うんだよね。」
と、娘に言いました。

今まで自分が不良母だったから、きっと娘も私が更生することを喜んでくれると思って自信満々に言ったのですが、

「カウンセラーって人の話を聞くんでしょ?私の話なんて一度も聞いてくれたことなんかなかったのに、人の悩み聞くとか、ふざけんなよ!」
娘は凄い剣幕で怒って言いました。

私は、娘の怒りに本当に腰が抜けるくらいビックリしましたが、あまりの剣幕に何も言い返せずにそのまま黙り込んでしまいました。

あんなに怒った娘を見るのは後にも先にもあの時だけでした。

娘が怒って帰った後も、心臓がドキドキしてその日は眠れませんでした。

次の日、娘に連絡をしましたが、電話やラインも返事はありません。
その後も何度も連絡をしましたが、ずっと娘は口もきいてくれず不機嫌なままでした。

でも、しばらくして娘から連絡が来たんです。
「私も、神戸メンタルサービスの無料説明会に行ってくる。」
その一言だけ私に伝えてくれました。

神戸メンタルサービスとは、カウンセリングサービスの母体で、心理学を学ぶための養成コースがあり、当時私はそこに入ってすぐの時でした。

無料説明会から戻ってきた娘が教えてくれたのですが、あの時、お母さんだけが幸せになるのは許せないと思ったそうです。

でも、もっと後になってから、
「本当はさ、クソみたいな母親が、ちょっといい母親になってきてて、何でそんな風になったのかそれが知りたくて無料説明会に行ったんだよ。」
って、教えてくれました。

私は心理学を学んでいくほど、自分が家族にしてきた身勝手な振る舞いで、家族がどれほど傷ついたのかを思い知り、もう絶対許されないだろうと自分の罪悪感でいっぱいになっていました。

娘と言葉を交わすことも無くなり、近づくことも怖くて、どんどんと距離が離れていきました。


でも、ある時、師匠から言われたんです。

娘の気持ちを省みることなく自分勝手に振舞ってきたにもかかわらず、それでもあなたは許されていたんですよって。
娘の愛の大きさをはっきりと感じた瞬間でした。

私はずっと前から、こんな酷い母親だからどうせ嫌いだよねって、娘の気持ちを勝手に決めつけて生きてきたし、娘が私の後を追って同じ心理学の道を進もうとしたことは、私に仕返しするためだと思ってました。

でも、真実は全然違っていたんです。 

私を信じ続けてくれていたこと。
私のことが嫌いで怒っていたのではなくて、私を愛してくれていたから、嫌いになれなくてどうしようもなくて苦しんでいたこと。

その日から私は娘に向き合う決心をしました。
娘の感情から、そして自分の感情からも、もう逃げないぞと腹をくくりました。

娘が好きなことを私も一緒にやってみました。
お料理、ゲーム、一緒に映画を観たり、昼寝も一緒にしてみました。

「気持ち悪いからあっちに行って!」
と言われても娘にくっつきまくりました。

昔から一緒に居たのに、私は自分のことしか見てなかったから、娘が何が好きで何が嫌いなのか?も全然知らなくて、娘の全てが新鮮でキラキラしてて、素晴らしかったんです。

それからの私たちは少しずつ会話が増え、一緒に過ごす時間も増えていきました。


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心理学に出会わなければ、私はずっと自分のことも娘のことも誤解したままでした。

自分は嫌われていると信じていたから、私も愛さないという態度をとり続けてきて、
自分の愛を止めたことで私自身が苦しんでいたことも気づくことなんて出来なくて、
自分で自分を許さなかったから、まさか自分が、それでも許され続けていることなんて思いもしませんでした。

意地っ張りで負けず嫌いな私でしたから、娘に頭を下げることなんてしたことが無かったけど、
自分の出来ないことを素直にお願いしたら、快く引き受けてくれて、こうしてブログを書くことも出来るようになりました。

そして、まさか3年後に親子で一緒にプロカウンセラーとしてデビューするなんて、
あの頃の私たちが今の私たちを見たら、ひっくり返るくらいビックリすると思います。

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今、お子さんとの関係でかつての私と同じように悩んでいるかたへ

どうか、あなたの罪悪感ではなく
あなたの愛のフィルターでお子さんのことを見てあげて下さい。

自分に向けられた愛に自分が気づこうとしなければ、ずっと分からないままかもしれません。

あなたの愛が再始動したとき、お子さんの真実がきっと見えてくるはずです。

子供はお母さんに価値を見てもらえるだけで、本当に強くなったり頑張れたりもするんです。


あなたとあなたの大切な人の今日が幸せでありますように・・・。



読んでくださりありがとうございます。




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