こんにちは、カウンセリングサービスの町村ゆきです。
ブログにお越しくださりありがとうございます。
先日、私は妹の家に遊びに行ってきました。
私と妹は大人になっても仲が良く、ラインや電話をしたりお互いの家を行き来したりしています。
コロナが流行ってからは会う機会はぐっと減りましたが、そんな中でも年に何度か会ったりして、会えばいつも話が尽きなくて楽しい時間を過ごしています。
私の妹は昔から頑張り屋で、私と同様生きづらい家庭環境で育ったにも関わらず、小さい頃から自分の夢を追い続け、ひたむきに努力を重ねて自分の夢を実現してきた人なんです。
じゃあ、真面目な人?
って聞かれるとそうではなくて、妹はとにかくお笑い好きで笑いのレベルが高い人。
私は、妹が話してくれるエピソードを聞くと、いつも息が出来なくなるくらい笑ってしまい、帰り道で思い出し笑いが止まらなくなるので、一人でニヤニヤしてる変な人に見られないように、なるべく思い出さないよう自分の心を騙しながら帰っています。
ウチの家族もよそ様には「面白いですね」と、たまに言われることもありますが、妹の面白センスには『絶対に敵わない!』と思っていて、私も家族も、絶対王者の前ではいつも聞く側に回ってしまいます。
妹は、昔から男性に負けないくらい仕事もバリバリこなし、部下の面倒もよく見て、お笑い芸人並みに面白い人だったので、私は、いつも妹のことを【頼もしいおっちゃん】みたいに思っていました。
妹はきっと恋愛にも興味なんてないのだろうと思っていましたので、
「私、今、お付き合いしている人がいて結婚するんだ」
と、結婚の報告を聞いたときは、
あぁ、そういえば妹は女だった・・・。
と、改めて認識したほどでした。
-------------------
そんな妹と、先日一緒にキッチンで料理の支度をしていたときのこと。
電子レンジで温めた料理を取り出そうとしたとき、妹が突然、
「熱いっ!!!」
と、手に持っていた料理を皿ごとシンクに投げ入れました。
「どうした?大丈夫?」
と私が聞くと、妹は、
「やけどしたっ!めっちゃ痛い!」
と、水道の水で指を冷やしながら、顔をゆがめて私に言いました。
食器に施されていた銀のデザインの部分に指が触れて、凄く熱かったからか、妹の指はもう水ぶくれになって腫れあがっていました。
とりあえず、氷で冷やさなければと思い、冷蔵庫から氷を出して人差し指を冷やしながら、私がその様子を心配そうに見ていると、
「お姉ちゃん見ててみ~、今、あの人アロエ持ってくるから。」
と、妹は振り返り私に一言。
そういえば、妹が熱い!って言った時、妹の夫は何も言わずにすぐに立ち上がり、部屋から出て行きました。
よくよく聞くと、やけどの処置にアロエを使うとのこと。
妹の夫は、自宅の前の道端に自生しているアロエを取ってくるために飛び出して行ったのです。
「えええっ!!道端って、犬とかがお〇っこしてたりするんだよ?
そんなアロエ不衛生だし、そもそも医学的根拠とかあんの?
そんなに腫れあがってるのに絶対に辞めた方がいいよ。」
と、私はびっくりして言いました。
その時です、妹の夫がアロエを片手に戻ってきたんです。
本当に、片手にアロエを一本握りしめて颯爽と戻ってきたので、私はその姿を見て、以前映画で観た、無人島から生還したトムハンクスみたいだなと思ってしまいました。
妹の夫はすぐにキッチンでそのアロエを洗い、丁寧に外側の皮を包丁で剥き、妹のやけどのサイズにアロエの葉肉をカットし人差し指に貼ったんです。
そのまま救急箱から包帯も取ってきて、妹の人差し指に巻きました。
夫にテキパキと手当をしてもらっている最中、
「でもね、お姉ちゃん・・・、私は数々のやけどをこの方法で治してきたのよ。」
「私のやけどって、この人のアロエで本当に治っちゃうから、私はもうきっと、○○家(妹の苗字)の人間になっちゃったのね。」
妹は、心配そうに見ている私にそう言って、恥ずかしそうに笑いました。
ええええっ!? 何そのセリフ!?
私は、本当にびっくりしました。
だって、そんな恥じらった妹の表情を見たのは初めてだったから。
妹の夫の、やけど=アロエにもびっくりしましたが、あの男勝りだった妹の口から、そんな言葉が出てくるなんて、本当に驚いてしまったのです。
互いに言葉も交わさずに、ただ黙々と夫に包帯を巻いてもらってる妹の姿はまさに、夫にすべてを委ねています。という愛され妻に見えました。
さっきの妹の言葉も、
「私は、数々の困難をこの人の愛で乗り越えてきたんです♡」
って、私にはそう変換されて聞こえてきちゃうし、
私は、夫婦の愛しあう姿を目の当たりにして、妹の女性らしさに触れてしまったことで、私の女性性も刺激されて、女性としての自分を意識してしまった自分に対して、恥ずかしさが込み上げてきました。
でも、すぐに自分がなぜ2度も離婚に至ってしまったのかも、二人のその姿を見て悟りました。
私は、結婚していたころは、いつも旦那の色々な提案や選択を否定してきました。
旦那が転職すると言ったとき、新しく車を買うとか、引っ越しするとか、前向きな提案をしてくれたときも、当時の私は、旦那の強さや男らしさを意識することが怖くて、いつも反対勢力になっていました。
私が正しい!あなたは間違っている!といった感じで、最初から旦那の話なんて聞こうともしませんでした。
私が否定ばかり続けていたから、そのうち旦那も私に何も相談もしてくれなくなって、やがて離婚になったんだよね・・・。
でも、妹は夫のアロエ(愛)を、信頼して受け取っていた・・・。
あんなに可愛く恥じらって、妹って、もはや女性らしさの塊じゃん・・・。
「私も最初はえーっ!て思ったんだよ?でもさ、本当に治っちゃったんだよ!今ももう、痛みがスッと引いてきて、アロエのパワーってヤバくない?」
と、妹は言っていましたが、
いやいや、ヤバいのはアロエパワーもそうだけど、それよりもアンタたちの愛のパワーでしょ・・・。
と、私は思わず笑ってしまいました。
ちょっと見ない間に、妹はもともと持っていた、男性性(選択する力や行動力)に、女性性(受け取る、委ねる)が新たにプラスされて、とても成熟した女性に変貌を遂げていたんです。
社会で育てた男性らしさと、家庭で磨いた女性らしさ。
妹は昔から頑張り屋だったから、いつも家族に困ったことがあれば飛んできて助けてくれたし、誰かが間違ったことをすると、しっかりと意見や注意もして、厳しく頼りがいのあるお父さんのような人でした。(エゴもちょっと強めでした・・・)
でも、今、目の前にいる妹は、夫に助けてもらい、夫にめちゃくちゃ愛されている女性そのもの。
そういえば、妹は、結婚し出産をしてからスパッと仕事も辞めて、家庭に入ると決めたんだよね。
子供がある程度大きくなるまで、子供の傍にいてあげたいといつも言っていたもんね。
私たちが小さい頃は、両親が家に居なくて寂しかったから、妹は自分の子供には寂しい思いをさせたくなかったのかもしれません。
それに、妹はママになってから、いつもふわっと揺れるロングのスカートをよく履いていたよね。
大好きだった仕事を辞めて子育てをすると決断した男性らしさと、夫の愛を受け取って自分を委ねる女性らしさ、どちらも持っていた妹だから、きっとそんな素敵な笑顔になっていたんだね。って、妹のことを愛おしく思いながら、その日は帰ってきました。
私はその後も、妹夫婦のお互いを思いやる姿を時々思い出しては、その美しさに一人涙し、これからは私ももっと女性らしさを磨きたい!(あと、いつかパートナーに包帯とかも巻いてもらいたい!)と胸を震わせていたのでした。
そんな矢先、妹から電話が来ました。
「あの後さ、指、化膿しちゃって病院に行ってきたのよ。やっぱりアロエより病院よね?すぐに治っちゃった・・・。」
と、笑って報告してくれました。
私は、そんなことはない!あの妹の夫のアロエには、妹の数々のやけどもそうだけど、数々の妹の女性性を目覚めさせ、それから私の眠っていた女性性も目覚めさせる強大なパワーがあったのかもしれない・・・。と、信じて止まないのです。
でも皆さま、くれぐれも、やけどは病院や薬での治療をお勧めします。
-------------------
これを読んでくださっている方の中には、自分の女性性を受け入れることに抵抗がある方もいるかもしれません。
そんな方の多くは、もともとは豊かな女性性をお持ちの方が多いように感じます。
大きくて豊かであったがゆえに傷ついて、自分の女性性を丸ごと封印してしまうほか無かったのかもしれません。
あなたが、あなたの女性としての魅力に気づいてあげることで、もう一度喜びや幸せを感じられるようになっていくことも多いです。
ひとりで難しい時は、是非、お手伝いさせてくださいね。
あなたとあなたの大切な人の今日が幸せでありますように・・・。
読んでくださりありがとうございました。
町村ゆき
ブログにお越しくださりありがとうございます。
先日、私は妹の家に遊びに行ってきました。
私と妹は大人になっても仲が良く、ラインや電話をしたりお互いの家を行き来したりしています。
コロナが流行ってからは会う機会はぐっと減りましたが、そんな中でも年に何度か会ったりして、会えばいつも話が尽きなくて楽しい時間を過ごしています。
私の妹は昔から頑張り屋で、私と同様生きづらい家庭環境で育ったにも関わらず、小さい頃から自分の夢を追い続け、ひたむきに努力を重ねて自分の夢を実現してきた人なんです。
じゃあ、真面目な人?
って聞かれるとそうではなくて、妹はとにかくお笑い好きで笑いのレベルが高い人。
私は、妹が話してくれるエピソードを聞くと、いつも息が出来なくなるくらい笑ってしまい、帰り道で思い出し笑いが止まらなくなるので、一人でニヤニヤしてる変な人に見られないように、なるべく思い出さないよう自分の心を騙しながら帰っています。
ウチの家族もよそ様には「面白いですね」と、たまに言われることもありますが、妹の面白センスには『絶対に敵わない!』と思っていて、私も家族も、絶対王者の前ではいつも聞く側に回ってしまいます。
妹は、昔から男性に負けないくらい仕事もバリバリこなし、部下の面倒もよく見て、お笑い芸人並みに面白い人だったので、私は、いつも妹のことを【頼もしいおっちゃん】みたいに思っていました。
妹はきっと恋愛にも興味なんてないのだろうと思っていましたので、
「私、今、お付き合いしている人がいて結婚するんだ」
と、結婚の報告を聞いたときは、
あぁ、そういえば妹は女だった・・・。
と、改めて認識したほどでした。
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そんな妹と、先日一緒にキッチンで料理の支度をしていたときのこと。
電子レンジで温めた料理を取り出そうとしたとき、妹が突然、
「熱いっ!!!」
と、手に持っていた料理を皿ごとシンクに投げ入れました。
「どうした?大丈夫?」
と私が聞くと、妹は、
「やけどしたっ!めっちゃ痛い!」
と、水道の水で指を冷やしながら、顔をゆがめて私に言いました。
食器に施されていた銀のデザインの部分に指が触れて、凄く熱かったからか、妹の指はもう水ぶくれになって腫れあがっていました。
とりあえず、氷で冷やさなければと思い、冷蔵庫から氷を出して人差し指を冷やしながら、私がその様子を心配そうに見ていると、
「お姉ちゃん見ててみ~、今、あの人アロエ持ってくるから。」
と、妹は振り返り私に一言。
そういえば、妹が熱い!って言った時、妹の夫は何も言わずにすぐに立ち上がり、部屋から出て行きました。
よくよく聞くと、やけどの処置にアロエを使うとのこと。
妹の夫は、自宅の前の道端に自生しているアロエを取ってくるために飛び出して行ったのです。
「えええっ!!道端って、犬とかがお〇っこしてたりするんだよ?
そんなアロエ不衛生だし、そもそも医学的根拠とかあんの?
そんなに腫れあがってるのに絶対に辞めた方がいいよ。」
と、私はびっくりして言いました。
その時です、妹の夫がアロエを片手に戻ってきたんです。
本当に、片手にアロエを一本握りしめて颯爽と戻ってきたので、私はその姿を見て、以前映画で観た、無人島から生還したトムハンクスみたいだなと思ってしまいました。
妹の夫はすぐにキッチンでそのアロエを洗い、丁寧に外側の皮を包丁で剥き、妹のやけどのサイズにアロエの葉肉をカットし人差し指に貼ったんです。
そのまま救急箱から包帯も取ってきて、妹の人差し指に巻きました。
夫にテキパキと手当をしてもらっている最中、
「でもね、お姉ちゃん・・・、私は数々のやけどをこの方法で治してきたのよ。」
「私のやけどって、この人のアロエで本当に治っちゃうから、私はもうきっと、○○家(妹の苗字)の人間になっちゃったのね。」
妹は、心配そうに見ている私にそう言って、恥ずかしそうに笑いました。
ええええっ!? 何そのセリフ!?
私は、本当にびっくりしました。
だって、そんな恥じらった妹の表情を見たのは初めてだったから。
妹の夫の、やけど=アロエにもびっくりしましたが、あの男勝りだった妹の口から、そんな言葉が出てくるなんて、本当に驚いてしまったのです。
互いに言葉も交わさずに、ただ黙々と夫に包帯を巻いてもらってる妹の姿はまさに、夫にすべてを委ねています。という愛され妻に見えました。
さっきの妹の言葉も、
「私は、数々の困難をこの人の愛で乗り越えてきたんです♡」
って、私にはそう変換されて聞こえてきちゃうし、
私は、夫婦の愛しあう姿を目の当たりにして、妹の女性らしさに触れてしまったことで、私の女性性も刺激されて、女性としての自分を意識してしまった自分に対して、恥ずかしさが込み上げてきました。
でも、すぐに自分がなぜ2度も離婚に至ってしまったのかも、二人のその姿を見て悟りました。
私は、結婚していたころは、いつも旦那の色々な提案や選択を否定してきました。
旦那が転職すると言ったとき、新しく車を買うとか、引っ越しするとか、前向きな提案をしてくれたときも、当時の私は、旦那の強さや男らしさを意識することが怖くて、いつも反対勢力になっていました。
私が正しい!あなたは間違っている!といった感じで、最初から旦那の話なんて聞こうともしませんでした。
私が否定ばかり続けていたから、そのうち旦那も私に何も相談もしてくれなくなって、やがて離婚になったんだよね・・・。
でも、妹は夫のアロエ(愛)を、信頼して受け取っていた・・・。
あんなに可愛く恥じらって、妹って、もはや女性らしさの塊じゃん・・・。
「私も最初はえーっ!て思ったんだよ?でもさ、本当に治っちゃったんだよ!今ももう、痛みがスッと引いてきて、アロエのパワーってヤバくない?」
と、妹は言っていましたが、
いやいや、ヤバいのはアロエパワーもそうだけど、それよりもアンタたちの愛のパワーでしょ・・・。
と、私は思わず笑ってしまいました。
ちょっと見ない間に、妹はもともと持っていた、男性性(選択する力や行動力)に、女性性(受け取る、委ねる)が新たにプラスされて、とても成熟した女性に変貌を遂げていたんです。
社会で育てた男性らしさと、家庭で磨いた女性らしさ。
妹は昔から頑張り屋だったから、いつも家族に困ったことがあれば飛んできて助けてくれたし、誰かが間違ったことをすると、しっかりと意見や注意もして、厳しく頼りがいのあるお父さんのような人でした。(エゴもちょっと強めでした・・・)
でも、今、目の前にいる妹は、夫に助けてもらい、夫にめちゃくちゃ愛されている女性そのもの。
そういえば、妹は、結婚し出産をしてからスパッと仕事も辞めて、家庭に入ると決めたんだよね。
子供がある程度大きくなるまで、子供の傍にいてあげたいといつも言っていたもんね。
私たちが小さい頃は、両親が家に居なくて寂しかったから、妹は自分の子供には寂しい思いをさせたくなかったのかもしれません。
それに、妹はママになってから、いつもふわっと揺れるロングのスカートをよく履いていたよね。
大好きだった仕事を辞めて子育てをすると決断した男性らしさと、夫の愛を受け取って自分を委ねる女性らしさ、どちらも持っていた妹だから、きっとそんな素敵な笑顔になっていたんだね。って、妹のことを愛おしく思いながら、その日は帰ってきました。
私はその後も、妹夫婦のお互いを思いやる姿を時々思い出しては、その美しさに一人涙し、これからは私ももっと女性らしさを磨きたい!(あと、いつかパートナーに包帯とかも巻いてもらいたい!)と胸を震わせていたのでした。
そんな矢先、妹から電話が来ました。
「あの後さ、指、化膿しちゃって病院に行ってきたのよ。やっぱりアロエより病院よね?すぐに治っちゃった・・・。」
と、笑って報告してくれました。
私は、そんなことはない!あの妹の夫のアロエには、妹の数々のやけどもそうだけど、数々の妹の女性性を目覚めさせ、それから私の眠っていた女性性も目覚めさせる強大なパワーがあったのかもしれない・・・。と、信じて止まないのです。
でも皆さま、くれぐれも、やけどは病院や薬での治療をお勧めします。
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これを読んでくださっている方の中には、自分の女性性を受け入れることに抵抗がある方もいるかもしれません。
そんな方の多くは、もともとは豊かな女性性をお持ちの方が多いように感じます。
大きくて豊かであったがゆえに傷ついて、自分の女性性を丸ごと封印してしまうほか無かったのかもしれません。
あなたが、あなたの女性としての魅力に気づいてあげることで、もう一度喜びや幸せを感じられるようになっていくことも多いです。
ひとりで難しい時は、是非、お手伝いさせてくださいね。
あなたとあなたの大切な人の今日が幸せでありますように・・・。
読んでくださりありがとうございました。
町村ゆき
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