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こんにちは、カウンセリングサービスの町村ゆきです。
ブログにお越しくださりありがとうございます。


私は、今年1月にプロデビューさせていただいてから、こうやってブログを書かせていただいているのですが、最近、いつも思っていることがあるんです。


「ブログを書きたくないな」って。


書きたいことは山ほどあって、でも、書こうとするといつも聞こえてくる声があるんです。


「私は間違っている」


この、私を否定してくる私の声に、書きたい気持ちもしぼんでしまい、

途中まで書いては、なんか間違っているんじゃないか?って気持ちが出てきて書くのを辞めてしまったり。

最初は良いんです。


あれも書こう!
あの時のことも書いてみよう!
こんな風に感じた気持ちも書いてみたい!


ってなるんですけど、

書き進めていく度に、だんだんとこの否定の声が聞こえてきます。


私はこのブログを書くこと以外にも、小さい頃からいつも何か行動しようとする度に、この声に悩まされてきました。

この、「私は間違っている」という声に、支配され続けて生きてきたと言っても良いくらいなのです。

私は、他のブログ記事にも書きましたが、不真面目な態度で生きてきた経験が長く、一般的には人に受け入れてもらえないようなこともしてきました。

そういう意味でなら、確かに私は間違っていたと思うのです。


でも、そうじゃない場面でもいつもこの間違っている感覚が私の中に付きまといます。

自分が育った家庭環境が複雑で普通じゃなかったせいもあるのかもしれませんが、みんなと同じようにすることが、私にとってはとても難しいと感じてしまうのです。


小さい頃だと、クラスメイトの前で何かを表現するといった場面。

図工の作品や、感想文の発表。
好きな友達を遊びに誘いたい気持ちの時。

大人になってからは

職場内で自分の分からないことを質問する時。
元旦那や彼に、好きな気持ちや寂しい気持ちなど、自分の気持ちを伝えたい時。
子供に対して声をかける時。(特に褒めるとき、注意するときなど)


この「私は間違っている」という声がいつも聞こえてきます。


そうすると、声に出すことも、自分を表現することも諦めてしまい、何も言わないといった選択をしてしまうことが多かったのです。


今も、これを書いていて、こんなことを書いていいのか?ってちょっと怖いです。


自分が知らないことや分からないという事実を知られることが怖い。

私の間違いがみんなにバレたらきっとバカにされるし、嫌われるって恐れているんです。


怖いから、私は知らないことや分からないことを、そのままにしてきました。

聞こえないふり、見てないふり、たくさんしました。

隠して隠してさらに、そんな自分が誰かにバレて、本当の自分を知られることは、私にとっては死を意味するくらいの怖さです。


だから、少しずつ仕事を覚えたり、とか、誰かと仲良くなってきたりって、自分のことが知られるようになってくると、

「私はみんなと違って、特別、間違っているのだから。」

って気持ちを感じて、離れて消えたくなったりするのです。

でも、この、消えてなくなりたい理由、ちょっと違うのかもって最近になって、改めて気づくことがありました。


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いつもお世話になっている先輩カウンセラーさんに相談したときのこと。

「ゆきちゃんが本当に恐れているのは、嫌われることではなく、それでも愛されるってこと?」

先輩カウンセラーさん、とんでもないこと、言ってくださいました。


でも、私の恐れを掘って掘って掘り下げていくと、

こんな間違っている自分は、絶対に絶対に愛されるはずはないと思っている。

そして、周りの人に自分を投影して、周りの人使って、自分は嫌われるって信じていました。


私たちは、自分の信じていることと違うことが起きると、その現実を否定したくなることも多くて、


私の場合は、「間違っている自分は嫌われる」←これが信念。

だから、失敗して怒られたり、笑われたりすると

「ほらね、やっぱりそうじゃん、やらなきゃ良かった」

って、怒りを感じながらも、どこかで妙に安心したりもします。


じゃあ、「間違っている自分でも愛される」←これはすごく怖い。

そんなこと本当に信じられないけど、でも、もしそうだったとしたら・・・

自分で嫌っている部分が愛されるなんて、なんか許されてしまうようで、許されたらもう怒って責めることも出来ないし、逃げられなくなってしまうような感じになります。


逃げられなくなるから、誰かや何かと距離が近づくと、怖くて「私は間違っている」と思って逃げようとしていたのかもしれないです。

私は、嫌われることより、受け入れられることの方が怖かったのです。

そして、この「私は間違っている」というエゴの声のせいにして、

私の方が先に、誰も信じないように、関わらないようにしてきたのかもしれません。


もしも、あの時勇気を出して、声をかけていたら。
もしも、あの時、自分の気持ちをちゃんと伝えていたら。


私の人生はもっと違っていたかもしれないんです。

私は、私なんかに声をかけてもらうことを、絶対に嫌なはずって思っていましたが、

相手はそうじゃなかったかもしれません。


嬉しいって思ってくれたかもしれません。
私を好きになってくれたかもしれません。


私が「間違っている自分」を許していたら、もっと相手は私を受け入れてくれたかもしれないし、私に近づきやすかったのかもしれないなって思います。


それに、仮に「間違っていた」としても、そこに至るまで、私が頑張ったことには変わりないんです。


間違っているか、間違ってないかは本当は問題なんかではなく、私が私をそれでもいいと思うことが大切なんだって改めて学ぶことが出来ました。


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私は必ずと言っていいほど、新しいことにトライするとき、いつも怖いって思います。


どんなに怖くないって言い聞かせても、私の心は騙されてはくれません。

だから「私は間違っている」って恐れが出てきたら、今度は、「間違っていても良いよ」って言ってあげたいです。

そして、怖いって気持ちは、私が大切だと思えば思うほど、強く感じているのだから、そんな自分の大切なことへの想いも抱きしめて、ありがとうって言ってあげたいなって思います。



あなたとあなたの大切な人の今日が幸せでありますように・・・。



私のブログ、読んでくださり本当にありがとうございました。




町村ゆき


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